2012年11月18日
金銭感覚。
現在11位です。安定してトップ10に食い込めるようになったら嬉しいなあと思ってます。
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不動産がある程度軌道に乗ってくると、金銭感覚がずれてきます。
不動産を購入する前は、100万円と言うのはとてつもない大金だと思っていました。
ボーナスが出ただけで狂喜乱舞って感じだったし、貯金するのもなかなか大変でした。
不動産を購入していくと、100万というお金はそれほど大金に思えなくなってきます。
300万の戸建とか見たら「安い!」と思ってしまうし、そのくらいの金額であれば、頑張れば
金策できてしまうという環境になってきます。
毎月数十万単位のキャッシュフローが手元に残るわけですし、それを数ヶ月貯めればすぐ100万、
とか(机上の計算では)思ってしまうようになります。
※実際はそんな簡単にはいかないわけですが。
不動産の話だけならこれでも構わないと思いますが、これがそのまま日常生活にまで適用されると
非常に危険だと思います。100万って、サラリーマンの給料でなかなか簡単に得られるものでは
ありませんので、それが当たり前のようにある生活だと思ってしまうと、必然的に生活レベルが
無駄に高くなってしまいます。結果、本来であれば使う必要がないお金まで使ってしまい、
いざ不動産側で大規模修繕などのピンチが訪れた際に厳しい状況になってしまう可能性があります。
先日、不動産や人生の先輩にあたる方と飲んでいた時に、その方が何気なく言ったことが
「いかにして常識的な金銭感覚を保つかが不動産で失敗しない秘訣だよ」でした。
確かにそうかもしれません。何となく染み入りました。無駄遣いしても生活レベルをあげても
構わないといえば構わないのですが、それに見合った金融資産は手元に残しておかないと
結果として厳しい状況に追いやられてしまうような気がします。
サラリーマンをリタイヤすれば、キャッシュフローで生活をしなくてはなりません。
今と同じ生活レベルを維持しようとしたら、給料と同じだけのキャッシュフローを生活費として
消費しなくてはならなくなります。サラリーマンの時と比べて、その分だけ無駄遣いをしているのと
同じです。ビジネスでその分稼ぐと言うことであれば、それはそれでいいのかもしれませんが
単純に辞めてボーっとするだけであれば、それなりの準備(金融資産や大規模修繕など)をせずに
辞めるべきではないと考えます。勿論、準備をして万全であれば辞めても構わないと思いますが。
私はサラリーマンの仕事もまだそれなりに楽しんでいますし、キャッシュフローも充分には
出ていません。そう考えれば、今すぐ辞めるという選択肢はあり得ないです。少なくとも40歳に
なるまでは普通にサラリーマンとして働き、その属性も活かしながら物件を増やしていきます。
そして金融資産を厚くしつつ、物件を入れ替えて資産の安定化を図ることに取り組んでいきます。
本当に辞めていいのはしっかりと準備をしてからだと思います。
勢いで辞めるのは良くない!と思う今日この頃。何となく先輩投資家の含蓄のある金言から
思うところがあったのでブログネタにさせていただきました。
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