2012年05月05日

銀行はお金を貸していない。

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先ほど七尾から帰ってきて、お風呂に入ってゴミ捨てを済ませてブログを書いています。

というわけで、今日は久しぶりに寝る前の更新です。時間的には完全に朝という話もありますが。

鳥さんのブログにコメントした内容をネタに、自分も一本ブログを書いてしまおうと思います。



さて、表題の件。銀行が貸してくれるものは何でしょう?

表面的に言えば「お金」ですが、それは誰でもわかるのでわざわざ問いかける必要もありません。



銀行が貸してくれるのは「時間」です。



収益物件がほしいけど、手持ちの資金では不足しています。

普通に考えたら、収益物件を買えるまで貯金をしなくてはなりません。

その貯金する時間を、銀行は「お金」という形に変えて貸してくれるのです。

時間を貸す対価として、銀行は利子を貰っているのです。



これ、私が勝手に理解したことではありません。某銀行の融資担当の方が言っていたことです。

とても示唆に富んだ話だなあと思い、感心しながら拝聴いたしました。



銀行はお金ではなく時間を貸す。

では、借り手は何故時間を借りたいのでしょう?



これも色々な解釈があると思いますが、私自身は「未来」の為に時間を借りると思っています。

自分が将来こうありたいと考える未来があるから、そこに向かっていくための時間を借りる。

そういうことではないかと思います。



銀行さんが共感できる「未来」であれば、銀行さんは喜んで「時間」を貸してくれる。

銀行さんと「未来」を共有して、その「未来」に共感いただければ「時間」を得ることが出来る。



「不動産なら現金がなくても借入で賄えることができる」

「レバレッジを利かせることができる」

まあそれも正しい解釈ではあると思います。でもこれは銀行さんをツールとしてしか見ていない

解釈の仕方なんじゃないかと思うんです。



「自分の未来を実現するために時間を借りる」

こう考えると、レバレッジなどという単純な一言で済む話ではなくなります。どのような未来を

実現したいから、そこに至るまでにこういうことをやっていきたい。だから今、銀行さんに

協力していただき、有限な資源である時間を借りたい。そういう考え方の方が素敵なおつきあいに

なるんじゃないかな?と思ったりします。これって企業の中長期計画みたいなものですから。

銀行さんもその人がどのような夢と未来を描いているかを共有した方が、その人に対する愛着も

増していくのではないかと考えます。



借金は重いものです。本当はレバレッジなどという簡単な一言で済ますべきではありません。

かといって、借金を過剰に恐れて先に進めないというのももったいない話だと感じます。

「理想の未来を早く実現する為に時間を借りる」という発想になれば、借金と言う思い言葉に

過剰反応する必要もないし、レバレッジという軽すぎる言葉でホイホイ借金を重ねることも

しなくなるのではないかと思ったりします。いずれにせよ、せっかく不動産に取り組むのだから

誰もが理想の未来に到達できるようになるのが一番いいことだと思っています。

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posted by ひろ* at 05:42 | Comment(8) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする